プロダクトデザイナーのとても良い転職例

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キーエンスTOP

とても良い求人が出ていましたので、例としてお話します。

現在以下のように、各転職サイトに募集記事が出ていますが、一時期?日本一(現在は2~6位:各記事による)の平均年棒を誇る株式会社キーエンスがプロダクトデザイナーの募集を行っています。

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このページは、プロダクトデザイナーの転職応募要項から、どんなキャリアが必要かを書いています。

なお今回は、最もと言って良いくらいの好待遇の転職先の例です。競争も激しいでしょうしハードルも上がります。

この募集要項から何が必要で、どんなスキルなら受かるのか?を見てみます。

※なお、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

キーエンスの募集要項

マイナビエージェント社
DODA
doda社
イーキャリア社
イーキャリア社

内容一部抜粋

会社名株式会社キーエンス
年収想定年収 1000万円~1400万円
※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定 ※予定年収はあくまでも目安の金額です。
勤務地大阪府 大阪市東淀川区
募集職種プロダクトデザイナー、UI・UXデザイナー、機構設計
雇用形態正社員
仕事内容当社の製品デザインをお任せします。・機器の筐体のデザイン・ソフトのグラフィック的なUIデザイン デザイナーは、各事業部から依頼を受け、企画・仕様決めから議論を重ねます。BtoB製品で、長期に渡り様々な現場で使用されますので、使い勝手や機能性を重視したデザインが求められます。
【やりがい】年次や経験に関わらず一人一人が自分の意見・アイデアを発信していけるため、より良いものづくりに力を注ぐことができる環境です。共に議論を重ねていきながら業務を進めることもできます。
応募条件 【必須】 ・電機、電子、機械、産業機器、精密機器など製品のプロダクトデザインのご経験をお持ちの方
【歓迎】 ・ プロダクト&GUIデザイン両方を経験している方 ・PL/PMの経験のある方
学 歴大卒,大学院卒
手 当その他手当,住宅手当,残業手当,通勤手当
待遇・福利厚生健康保険,労災保険,厚生年金保険,雇用保険,確定拠出年金401k,社員持株会制度,財形貯蓄,退職金
休日・休暇その他休暇,土曜日,夏季休暇,完全週休2日制(土・日),年末年始休暇,慶弔休暇,日曜日,有給休暇,祝日
就業時間08:30~17:15
会社概要資本金:30,637百万円 売上高:538,134百万円 経常利益:286,594百万円 平均年齢:35.8歳
【事業内容】■センサ、測定器 ■画像処理機器 ■制御・計測機器 ■研究・開発用 解析機器 ■研究・開発用 解析機器 ■ビジネス情報機器 上記製品の開発・製造・販売を行っております。
【概要】■モノづくりの上流部分(商品企画や開発設計)を中心に担い、製造はファブレスの形態をとっています。 また、販売は代理店を通さない自社営業担当者による直販営業をを行っています。しっかりした商品知識を持った営業担当が顧客ニーズを把握し最適な商品を提案するコンサルティングセールスを世界中で展開しています。
株式公開東証一部
従業員数8,380名
企業URLhttp://www.keyence.co.jp/

想定年収 1000万円~1400万円

まずは、やはりこの年収です。なお、この金額はイーキャリアに出ていた金額で、dodaには1,000万円~と記載されていますが、マイナビエージェントには書かれていません。※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定ということです。自分の今の金額などを考えるとこんなにもらえるはずないと思ってしまう方は、エージェントに相談しましょう。

実績によっては、驚く金額になると思いますよ!

プロダクトデザイナー、UI・UXデザイナー、機構設計

UI・UXデザイナー

UIは、ユーザインタフェース設計。UXは、ユーザーエクスペリエンスのことです。製品との対話で提供されるユーザビリティ、有用性と望ましさでユーザーの行動をサポートするデザインが求められます。UXは奥深く、クレーム処理工程や取扱説明まで設計が及ぶこともあります。

機構設計

機構設計は、どこまでデザイナーがやるのか!?レクチャーなどが都度あるのかなど、確認した方が良いかもしれません。たくさん考えを巡らせて最悪の事態を想定し、しっかりと質問し聞いて行かないと、簡単に出来ますと言っていながら出来ないとなると地獄です。

電機、電子、機械、産業機器、精密機器など製品のプロダクトデザインのご経験をお持ちの方

なかなかメーカーだと、関連メーカーでやっていた経験者でないといないかもしれない経験なので、ちょっとでも関連していれば大丈夫なのではないかと思います。

プロダクト&GUIデザイン両方を経験している方 ・PL/PMの経験のある方

GUI

GUI
GUI

GUIとは、グラフィカルユーザインターフェースの事。(上のUIは、ボタンスイッチなども含まれる。)簡単に言うとスマホの画面・アプリの操作やWEBページ上でのクリックのしやすい表示などを追及する事。

PL/PM

PLはプロジェクトリーダー。PMはプロジェクトマネージャー。積極的にプロジェクトを成功に導く行動を起こすPLと、プロジェクトの全ての責任を負うPMですが、どちらにしても責任をもってプロジェクトを動かした経験を求めるということです。

大卒,大学院卒

やはり大企業に入るには大卒以上がどうしても必要です。今の世の中、プロダクトデザインの勉強が出来る大学も増えましたので、Fランよりは、より良い大学へ入った方が良いでしょう。

まとめ

つまり、キーエンスに行くつもりで若いうちから計画するとなると、色々とルートが見えてくると思います。

まずは、大学に行かなくてはなりません、そして電機、電子、機械、産業機器、精密機器など製品のプロダクトデザインとGUIデザインを出来る会社でPL/PMまで経験するということになります。

プロダクトデザイナーで長くやっていくには、それだけ若いうちから頑張って沢山のことをこなさないとならないということです。

キーエンスは、華やかなデザインはできないかもしれませんが、その分、年齢が行ってもデザイン部門でずっとやっていけると思います。そして、これだけの給料がもらえるところはそうないので、受けるだけ受けてみるのが良いのではないでしょうか。

たくさんの転職エージェントで扱っています、行けそうだと思う方は、ぜひ、受けてみてください。

プロダクトデザイナー・商品開発で、就職する・仕事をする場合の注意

プロダクトデザイナーにとって、大手(メーカーや一部の事務所)への就職、転職と、沢山ある中小のメーカーへの就職・転職は、全く違うものと思っておいてください。

大手

以前から、プロダクトデザイン部門がしっかりとしている会社、大手企業の中でもプロダクトデザインの歴史と実績がある会社でないと、なかなかプロダクトデザインの重要性がわかっている会社はないです。

どんな会社があるかは、年鑑やグッドデザイン賞等を見ると良いです。

このような会社でないと中々デザインを純粋に突き詰めるような仕事はできないです。また、大手だと言ってもその会社によって、仕事の内容範囲が全然変わってくると思っておいた方が良いでしょう。

それだけ、プロダクトデザイン・プロダクトデザイナーへの考え方は色々とあるもので、下の中小の会社についても見ていくと分かるのではないかと思います。

なお、プロダクトデザインで大手に就職できるのは新卒くらいですので、美大を出る必要があります。専門学校でも行けるところがありますが、出世では四年生大学卒との差は出るでしょう。

中小

中小において、もっとも多くある不幸なことはミスマッチです。そしてそれらの多くは、雇い主側の知識不足と勝手な思い込みによるものが多いです。

例えば入社当初は、面接でとことん話して馬が合う上司や社長と存分に力を発揮できたが、上司が変わったり社長が代替わりすると、全く違う状況となってしまうということがよくあります。

人事部が面接するなど、面接した人と違う上司の場合は、すぐに話が違うとなることもありますので、気を付けないとなりません。

こちらで出来ることは「相手が求めることを知る」「デザイナーが求められることを知る」です。面接とその前段階で何が求められるのかをとことん聞かないと分からないです。会社によって上司によって全く変わります。

伝え方コミュニケーション検定」と言うのがあります。面接時に相手が何を言っているか、自分の言いたいことをどう伝えるのが良いかがわかる上、履歴書の所持資格検定欄に書けます。AIがどれだけ発達しても、また、発達するからこそコミュニケーションが重要な世の中になり、採用時の重要なスキルの一つに上げられますが、入社した後で仲間や顧客とうまくやっていけると思わせるだけのスキルが身につきます。⇒「コミュニケーションギャップ」とは?埋める方法!

多くの就職・転職先はメーカーでしょう、会社に入ったらその会社のルール・就業規則などが優先します。会社自体・事業部等の業績が悪かったりした場合、部署の異動・配置転換も可能性があり、突然ブルーカラー:工場作業員となってしまうことだってあります。

商社だとしても一緒です。社員が平等にコンテナから荷下ろしして棚に陳列している会社の場合は、デザイナーだって数か月のうちに周囲のプレッシャーでやらざるを得なくなります。

最初はミスマッチと柔らかく言いましたが、分かっていてもうちの会社はそうだからと言われるとそれはもうミスマッチではありません。デザイナーからすると詐欺だと思いますが、会社側からすると当たり前のことなのです。

中小の場合は、こういうことが当たり前にあることを分かって就職・転職することも必要になってきます。大手のデザイナーの考え方を理解できる人は、大手以外にはほとんどいないと思った方が良いです。

さらに、会社の売却・統合など、いつどうなるかわからない世の中になっています。少なくとも45歳くらいで営業職を兼務しそれまでの経験を生かせるようになることを考えておかないといけないでしょう。


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