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Canvaが一部ユーザーの年間利用料を4倍超も値上げすると発表
以下、2024年09月04日 Gigazineの引用記事です。ご覧ください。
オンライングラフィックデザインソフトウェアのCanvaが、アメリカでの株式公開に向け、一部ユーザーの利用料金を4倍超も値上げすると発表しました。
Canva hikes prices by 300pc as it readies for IPO | Information Age | ACS
https://ia.acs.org.au/article/2024/canva-hikes-prices-by-300pc-as-it-readies-for-ipo.htmlCanva says its AI features are worth the 300 percent price increase – The Verge
Gigazine
https://www.theverge.com/2024/9/3/24234698/canva-price-increase-300-percent-ai-features
Canva triples subscription prices citing new AI design tools – Dexerto
https://www.dexerto.com/tech/canva-triples-subscription-prices-citing-new-ai-design-tools-2886697/
Canva is raising prices by 300pc amid its AI focus
https://www.siliconrepublic.com/business/canva-teams-price-surge-ai
Canva Jacks Up Some Subscription Prices by 300% Ahead of Expected IPO | PetaPixel
https://petapixel.com/2024/09/03/canva-jacks-up-some-subscription-prices-by-300-ahead-of-expected-ipo/
オーストラリアのテクノロジー企業であるCanvaは、個人や企業向けのオンライングラフィックデザインソフトウェアプラットフォームを提供しています。同社はアメリカでの株式公開を計画しており、資金調達ラウンドでの評価額は378億ドル(約5兆5000億円)でした。
そんなCanvaが、一部ユーザーに向けて値上げを通知していることが明らかになりました。Canvaから値上げを通知されたユーザーがX(旧Twitter)上に値上げ通知のスクリーンショットを投稿しており、これによると年間利用料が既存の119.99ドル(約1万7500円)から500ドル(約7万2700円)に値上げされる模様。ただし、最初の12カ月間は40%の割引が適用され、300ドル(約4万3600円)で利用できる模様。
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なお、Canvaは2024年4月にCanvaチームの新規ユーザー向けに月額利用料の値上げを実施していました。それまでは5ユーザー当たり月額15ドル(約2200円)だったところ、ユーザー1人当たり月額10ドル(約1500円)に値上げされています。この値上について、CanvaのコミュニケーションリーダーであるLouisa Green氏は、「既存ユーザーにも9月に値上げが実施される予定」と説明しており、今回の値上げはまさにこれが実現したものというわけです。
オーストラリアコンピューター協会(ACS)のニュースメディアであるInformation AgeがCanvaに直接問い合わせたところ、同社の広報担当者から値上げの理由のひとつとして「AIや生成AIを活用した機能を含む数多くの新機能がCanvaプラットフォームに導入されたこと」があると説明されたそうです。
Canvaは2024年5月にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたCanva Create 2024で、AIを活用した新ツールスイートを発表し、大企業をターゲットとする新しい取り組みを発表しました。Canvaの広報担当者は、The Australian Financial Reviewに対して「当社の製品群は、ビジュアルツールキットやマジックスタジオといった新製品の発売により、ここ数年で大幅に成長しました」「9月から、Canvaチームの既存顧客向けの価格は、拡張された製品エクスペリエンスの価値を反映するように変更(値上げ)されます」と語っていました。
マジックスタジオの登場 | AIの魔法が、あなたの仕事を加速する。 – YouTubeテクノロジーメディアのThe Vergeは「Adobeが提供する高額なグラフィックデザインソフトウェアに対して、シンプルで安価な代替ツールとして注目を集めたCanvaが大胆な値上げを実施したことは、大きな転換となる」と指摘しています。
Gigazine
なお、Canvaは2026年にもCanvaチームの値上げを計画しているそうです。
要約すると
安価なAdobe代替ツールCanva(豪)が、アメリカでの株式公開に向け一部価格を4倍超も値上げ!(米国での価格の話です。)
大きな転換でAdobeとの勢力地図は変わるのでしょうか?見ていきたいと思います。
Canvaのプラン・価格
有料プランは「Canva Pro」と「Canva Teams」の2つ
- Canva Pro:個人で有料プランに登録する場合
- Canva Teams:2人以上(最大5人)で有料プランの利用
- 50人~のエンタープライズは、別途要協議のため除外、例:150,000円/月(計1,800,000円/年)
Canva Pro(有料版)・無料版との違い
Canvaプロは有料と言う事で、無料版とは以下の違いがあります。
- 200倍!1TBクラウドストレージ(無料:5GB)
- 約100倍!使える画像・アイコン・動画素材
- 約10倍!使えるテンプレート
- 約10倍!生成AIの利用回数(無料:月間50回)
- 最大100組:ブランドキット登録
- デザイン制作中でも自由にサイズ変更!
- マジックリサイズ:デザインそのままサイズ変更!
- AI背景リムーバ:背景をワンクリックで削除!
- フォント(テキスト)追加自由!
- SNS予約投稿!
- SVG画像保存!
Canva プラン 比較
プラン | 適用 | 旧価格 | 9月からの新価格 | |
無料 | 個人5GB | 無料 | ➡ | 無料 |
日本Pro | 個人1TB | 1,500円/月払い 12,000円/年払い | ➡ | 1,180円/月払い 11,800円/年払い |
日本Teams | 1TB | 32,400円/年3人~ | ➡ | 45,000円/年3人~ |
米国Teams | 1TB | 2,200円/月5人(計26,400円/5人1年)※150円=1$換算 1,980円/月5人(計23,760円/5人1年)※135円=1$換算 | ➡ | 1,500円/月1人(計90,000円/5人1年)※150円=1$換算 1,350円/月1人(計81,000円/5人1年)※135円=1$換算 |
まとめ
米国Teamsが安すぎたのが原因の一つのようですね。
日本でもTeamsは30%以上値上げになっています。逆に、個人版のProは、若干の値下げを行っています。
しかし、2026年の値上げではどうなるかは分かりません。
Adobeも確認したり、色々なアプリが使えるようになっておくのが良さそうですね!
Adobeのアプリ・プラン
無料Canvaに対して、Adobe Express 無料があります。Canva Pro:個人版・有料に対して、Adobe Express プレミアムプランがあります。どちらもほぼ同じ機能です。詳しくはこちらのページをご覧ください。➡Adobe Express(βも)の魅力と活用法!
Adobe Expressで出来ないことは、Creative CloudのPhotoshop・Illustrator・Adobe Firefly・Premiere Pro・After Effects・Lightroomなどを使えば出来ないことなどないでしょう。詳しくはこちらのページをご覧ください。➡ADOBE CCは、無料講座がいっぱい!上達のコンテンツを上手に活用!⇒購入の裏ワザ!
Creative Cloud 個人版単体プラン 34,680円/年:購入:Adobe shopですが、何でも使えるCreative Cloud 個人版 コンプリートプラン付き通信講座セット 39,980円/年:購入:アドバンスクール(Adobeプラチナパートナースクール)がオススメです。詳しくはこちらのページをご覧ください。➡【2024】アドバンスクールのAdobe CC付き講座の内容レビュー!